Nebraska

 昨夜NHKBSで映画「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(Nebraska)」を観た。日本では2014年公開。監督はアレクサンダー・ペイン、出演者はブルース・ダーン、ウィル・フォーテ、ジューン・スキッブらで、カンヌ国際映画祭ブルース・ダーンが男優賞を獲得している。
 頑固で酒飲みの父親ウディと次男デイビッドが、モンタナからネブラスカまでの旅を通して互いの心を通わす様子がモノクロームの映像で描かれている。ウディのもとに、100万ドルを贈呈するという胡散臭い通知が届き、それを信じ込んだウディは賞金をもらいにいくと言って聞かない。デイビッドは、仕方なく父を車に乗せてネブラスカ州を目指す。旅の途中で立ち寄ったウディの故郷で両親の過去を知ることになる。
 モンタナやネブラスカの荒涼とした冬の光景は白黒の画面に似合う。そしてその中を走る車はアメリカ映画には珍しい日本車スバル。今の日本では滅多にみられなくなった古いタイプのレガシィで、なんだかアメリカの冬の田舎を走るのにピッタリ。
 親子関係、老いての夫婦関係、貧しい田舎の現状等、日本社会の課題としっかり重なるのだが、それらに対処する登場人物たちの姿はまるで異なっている。こんな父親、息子、妻、親戚は日本では極めて稀なのに、映画の展開の不自然さは予想外に少ない。

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