「万緑」

 宋時代の詩人王安石の「万緑叢中紅一点」(「詠柘榴詩」)は、一面の新緑の中に赤い花が一輪だけ咲いていることを詠い、多くの男性の中に一人だけ女性がいることのたとえにもなっていて、いわゆる「紅一点」。この「万緑」を季語に使ったのが次の有名な句。

  中村草田男 万緑の中や吾子の歯生え初むる

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