菖蒲(あやめ)、菖蒲(しょうぶ)、かきつばた

 これからはあやめ、しょうぶ、かきつばたのシーズン。「あやめ」と「しょうぶ」はどちらも漢字で書くと「菖蒲」。 だが、漢字は同じでも菖蒲(アヤメ)と菖蒲(ショウブ)は別物。花菖蒲(ハナショウブ)もこれらとは別物。だから、アヤメとショウブとハナショウブは三者三様。 それに杜若(カキツバタ)が加わって4つ巴。これら四つは似ていても別物。

 植物学的には「花菖蒲」、「あやめ」、「かきつばた」はすべてアヤメ科アヤメ属で極めて近い関係。だが、菖蒲湯の菖蒲はサトイモ科で全くの別物。では、見分ける方法は?あやめは畑のような乾燥地に適し、かきつばたは水辺などの湿地帯に適し、花菖蒲はその中間で、畑地でも湿地でも栽培できる。水辺で咲いているのは杜若か花菖蒲。乾いた畑で咲いているのはあやめか花菖蒲。 背のたけはあやめが一番背が低く(30~60cm)、杜若が中間(50~70cm)、花菖蒲は背が高い(80~100cm)。花の大きさは花菖蒲が大輪、あやめが小輪、杜若が中輪。花弁の元を見ると、花菖蒲が黄色の目型模様、あやめが網目模様、杜若が白の目型模様。

 さて、画像の花は何だろうか。ついでながら、近くに咲いていたバラも観てほしい。

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