「守る」

 アメリカ海軍の消防車を何気なく見ると、そこに書かれている「Protecting those who defend America」が目に飛び込んできた。この謂い回しは「守る」ことの違いを見事に表してくれていた。

 「守る」には色んな意味がある。まずは「defend」。敵の攻撃から守り、時には積極的に攻撃もするという意味であり、日本の自衛隊は「the Self-Defense Forces」。一方、守り専門でもっぱら保護するのが「protect」。確かに消防車が人を攻撃することはない。

 さらに、安全維持のための警護は「guard」。これはガードマンを思い起こせば十分だろう。大切なもの、例えば、命を救うのが「save」。最後に、損傷や危険から守るのが「preserve」。

 使われる単語の違いだけを見ても、「守る」は実に多様で、それだけ厄介である。国を守る「defend」は「守る」の中でも極めて積極的な意味をもっている。

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