青い実

 近くの学校にヒメリンゴとカリンの植えられた歩道がある。今年は夏らしくない夏だが、秋がそこまで来ているのか、それぞれ青い実をつけている。

 子供の頃、我が家の向かいの家にヒメリンゴの大きな木が二本あり、秋にかけて小さな実をたくさんつけた。木に登ってその実をつまんでも咎められることはなかった。だが、「咎めるほど美味しい」という記憶はなく、渋く酸っぱかった。

 カリンは子供には無縁の果実。そのまま食べても堅いだけで一向に美味しくないし、カリンを使った酒や薬など子供には縁がないものである。だから、子供の私はカリンに無反応だった。

 兎に角、子供のヒメリンゴと大人のカリンが歩道で実をつけている。

f:id:huukyou:20170819060514j:plain

f:id:huukyou:20170819060532j:plain

f:id:huukyou:20170819060551j:plain