永代橋

  ドイツのライン川に架かっていたルーデンドルフ鉄道橋をモデルにした永代橋は見栄えのする橋で、好きな橋の一つである。1926年関東大震災復興事業としてつくられたが、近年周りが再開発され、橋自体もライトアップされ、見事な夜景を生み出している。

 永代橋が架橋されたのは1689年で、5代将軍綱吉の50歳を祝したものだった。長さ110間(約200m)、幅3間余(約6m)、隅田川で最下流にあり、多数の廻船が通過するために橋脚は満潮時でも3m以上あった。

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歌川広重永代橋佃しま」名所江戸百景)

 1807年深川富岡八幡宮の祭礼の日(深川祭)に詰め掛けた群衆の重みで落橋。橋の中央部よりやや東側の部分で崩れ、後ろから群衆が次々と押し寄せ転落。死傷者、行方不明者は1400人を超え、史上最悪の落橋事故となった。落橋事故後、橋の維持の重要性に気づいた幕府により再架橋された。

 1897年道路橋としては日本初の鉄橋として鋼鉄製のトラス橋が現在の場所に架橋された。だが、橋底に木材を使っていたため、関東大震災の時に炎上、またまた多くの焼死者、溺死者を出した。

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