八幡橋

 深川の富岡八幡宮は秋の気配が漂う。その隣にあるのが八幡堀遊歩道。普段は何とも静かな遊歩道である。そこにある二つの橋の一つが八幡橋(元弾正橋)。もとは現在の宝町楓川に架かっていて、弾正橋と呼ばれていた。関東大震災後の震災復興計画によって廃橋となったが、その由緒を惜しんで移設された。当時、橋下は八幡堀という河川だったが、後に埋め立てられ、遊歩道になり、現在のような人道陸橋となった。
 八幡橋(元弾正橋)は、アーチ材を鋳鉄製、引張材は錬鉄製という鋳錬混合の独特な構造手法でつくられていて、鋳鉄橋から錬鉄橋にいたる過渡期の鉄橋として近代橋梁史上、非常に価値が高く、国の重要文化財になっている。

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