秋の空は雲がつくる。雲のない空は言葉を失った心のようなもの。雲は語り、的確に天気や季節を知らせてくれる。青空を背景に雲は色んな形を大胆に、そして繊細に描く。直にやってくる冬の空も雲がつくる。雲は雪を知らせ、山々を覆い隠す。朝焼けも夕焼けも雲がなければ話にならない。恵みの雨は雲がつくるのだ。
 確かな形状をもたない雲は、それゆえにか、私たちの心に訴えてくる。雲の一瞬の形状は心を捉え、遂には魂を虜にしてしまう。形のない雲が存在するのが私たちの住む世界。そんな世界で私たちは雲を掴もうと生きる。

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