新鷹丸

 有明西埠頭の傍に水上バス乗場がある。見れば、小学生の一団が乗り込もうとしている。子供たちの騒めきが海に響いている。水上バスが出て行き、その先を見れば埠頭に小振りの白い船が停泊している。
 警視庁の警備艇が走り去っていく先に見える船は新鷹丸(しんようまる)。東京海洋大学海洋調査船練習船である。986トン、64.55mのこの船は4代目で、2015年に進水した。
 今の海洋大は品川と越中島にキャンパスがあるが、私には昔の水産大、商船大の方が親しみがある。海洋大の前身の一つが東京高等商船学校で、明治、大正、昭和を通して超難関校として名を馳せ、俗に「陸士、海兵、高等商船」と呼ばれ、全国から秀才が集まった。だが、今の若者はどうだろうか。彼らが海洋日本に関心をもたないのは彼らのせいではなく、日本を含む世界の情勢のためなのだろう。

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