山茶花と椿

 寒さが気になり始めたこの頃だが、散歩しながら、気がつけば「たきび」を口ずさんでいる。たき火などできるご時世ではなくても、落ち葉を集めてたき火した昔の光景が脳裏をよぎる。今は山茶花があちこちで赤い花をつけている。山茶花の親戚が椿だが、こちらはやっと蕾をつけた程度である。見た目がよく似ているのが山茶花と椿。だから、二つの見分け方が園芸本には必ず載っている。
 開花時期は山茶花が10月末~2月、椿は12月~4月。花は椿の方が大きくなる。葉っぱが大きいのが椿で、長さ5~12cm、山茶花は3~7cm。山茶花の葉っぱには産毛が生え、太陽に透かして見ると、葉脈が黒く見える。椿の葉っぱは太陽に透かすと葉脈が白く見え、光沢がある。花が散る時、山茶花は1枚ずつ花びらが散るが、椿は花ごと落ちる。
 山茶花と椿の共通点はどちらも「ツバキ科ツバキ属」で、日本原産である。いずれも日本を代表する冬の花だが、人気投票するならどちらに軍配が上がるのか。

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