春の野原

 雪が解けだし、ネコヤナギやフキノトウが目立ちだすのが3月の今頃からというのが私の子供の頃の風景だが、その頃は野原をしっかり見ていた訳ではないので、一体どんな植物があったのかとんと憶えていない。
 今、自分の周りを見ると早春にお馴染みの草花が目につく。ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)はソラマメの仲間。だが、カラスノエンドウ(烏野豌豆)という名前の方が流通している。
ホトケノザ(仏の座)にはサンガイグサという別名もある。なお、春の七草に数えられる「仏の座」ではない。春の七草の「ほとけのざ」はコオニタビラコというキク科の草。オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)はぎょっとするような名前だが、ヨーロッパ原産で、大正時代には全国に広がった帰化植物。今では春の野になくてはならない存在。

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(ヤハズエンドウ)

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ホトケノザ

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オオイヌノフグリ